令和5年9月1日、東海村で第3回定例会が開催された。
議会は午前10時に越智辰哉議長の開会宣言により始まり、議席番号11番の武部愼一議員の欠席届が受理された。
出席議員は16名で定足数を満たし、会期が9月1日から26日までの26日間に決定した。
まず、会議録署名議員の指名が行われ、江田五六議員、植木伸寿議員、岡崎悟議員が選ばれた。
その後の議事日程では、8月24日に開催された町村議会広報クリニックの参加報告が行われるなど、諸般の報告が続いた。
次に、山田修村長が行政報告を行った。注目されたのは、アメリカ合衆国アイダホフォールズ市との国際親善交流の再開だ。
3年間の中止を経て、7月には学生訪問団が村を訪れ、ホストファミリーとの交流を図った。さらに、10月には山田村長を団長とする訪問団がアイダホフォールズ市を訪れる予定である。
また、宇宙線ミュオンによる古墳探求プロジェクトについても言及。これは、舟塚古墳群内を非破壊で調査し教育プログラムとして全国初の取り組みとなる。
子どもたちが参加し、宇宙線について学びながら実験に取り組む姿が報告された。
さらに、4年ぶりに開催された東海まつりについても触れられた。
イベントや花火大会には多くの来場者が集まり、村の活気が戻ったことを実感した。
その後、議案上程及び議案説明が行われた。今回提出された議案は合計26件で、内容には条例改正や補正予算が含まれている。
特に、村立幼稚園の再編整備計画に基づく施設の廃止に関する議案が注目された。
最後に、請願に関する議題が終了し、会議は散会となった。村議会の議事は、今後とも地域の発展を支える重要な場であり続けることが期待されている。