令和5年9月12日、東海村議会が第3回定例会を開催した。会議では、議事日程が報告され、一般質問が行われた。特に注目されたのは、舛井文夫議員の質問である。彼は、戦争の犠牲者を顕彰するための忠魂慰霊碑の表記について意見を述べた。具体的には、過去の戦争の犠牲者の名前に年齢を記載すべきではないかとの提案を行った。歴史の風化を防ぎ、戦争の悲惨な記憶を次世代に伝える重要性を強調した。
また、村松村が2025年に70周年を迎えるにあたり、記念事業の計画についての質問もあった。地域の意識を高めるため、記念誌の作成を提案し、過去の村長の所信表明などを踏まえた内容を充実させるべきだと考えを述べた。これに対し、総合戦略部長は、事業計画の検討を進めているとの回答であった。
さらに、一般質問では、台風などの自然災害に対する対応策が取り上げられた。特に、最近豪雨の影響で被害が出ている中、今後の避難計画や防災対策の強化が求められた。建設部長は、これまでの都市計画の経緯を説明し、今後の整備計画についても言及した。