令和4年11月7日、東海村議会は臨時会を開催した。
この会議では、寄附の受入れや一般会計補正予算に関する議案が上程された。特に新型コロナウイルスの影響を受けた経済支援策が争点となった。
各議員が提案内容について議論を交わす中、村長の山田 修氏が行政報告を行った。収穫した結果を受けて、地域の在住者290名が参加した広域避難訓練の実施についての報告もあった。この訓練は3年ぶりのものであり、避難所運営訓練や地域住民との連携が強調された。
また、寄附受入れに関しては、三浦輝男氏からの民具一式や白方学童クラブのためのテレビなどの寄附が議会に報告された。村民生活部長の池田 洋平氏が詳細を説明し、寄附の意義が強調された。
午後の議事では、令和4年度東海村一般会計補正予算(第6号)や(第7号)が提出され、両案ともに全員一致で承認された。特に、第7号では206億8,055万8,000円の予算が追加され、給付金支給事業などが提案された。議長の越智 辰哉氏が議事を進行し、質疑がない旨を確認してから採決に移った。
この臨時会では、全ての議案が承認され、地域の活動や財政のバランスを維持するための重要な一歩が踏み出された。山田村長は今後も地域との連携を強化しながら、統合的な支援策を講じていく考えを示した。
最後に、越智議長が閉会の挨拶を行い、参加した議員たちに感謝の意を述べた。議会は午前10時8分に終了し、議題に関する全てが整った形式で進められた。