令和元年9月11日、東海村議会が開催され、重要な議題が取り上げられた。
この会議の中心には、舟コミ広場における樹木伐採と、舟石川コミュニティセンターの駐車場整備があり、住民からの強い反発が目立った。
特に、清宮寿子議員が指摘した樹木伐採問題では、利用者から「樹木と下草がなくなることで暑さをしのげなくなる」との声が寄せられており、地元の祭りにも影響を及ぼす可能性が懸念されている。清宮議員は、祭りの実施時期を変更するべきかの意見も受け、適切な検討を求めた。
村民生活部長の関田秀茂氏は、舟石川コミュニティセンターが自然災害時の避難所に指定され、駐車場整備が進められた理由を説明したが、住民の懸念に対して十分な理解を示さなかった。特に、樹木伐採に対する強い要望があるなかで、駐車場の整備が進むことへの不安が漂い、清宮議員からも「農業災害時の避難計画が現実的ではない」と厳しい意見がさらされた。
また、交流館に関しては、村長からの教育施策についての発表があったが、透明性のある情報開示が求められている。
江田五六議員からは、東海村の水道事業においても取り組みが必要だと強調され、特に外宿の浄水場の耐震化や販売可能な水の供給についても言及された。かつての災害を教訓とし、明確な方針が求められており、村の対応に注目が集まっている。
他にも、地域おこし協力隊制度についての進捗状況も報告され、村民が主体となった地域づくりの議論が引き続き求められている。審議会委員の意見がなお一層重要であると認識されており、透明性の確保が第一に考えられるべきである。
今後の議論においても、住民の意向をしっかりと反映させるための取り組みが期待されている。