令和2年第2回東海村議会定例会が、6月1日午前10時に開会される。
飛田静幸議長の挨拶に続き、会議録署名議員として武部愼一議員、江田五六議員、河野健一議員の3名が指名された。
会期は6月1日から18日までの18日間と決定された。
議事は順調に進行し、まず諸般の報告が行われた。監査委員から、令和2年1月から3月までの出納検査結果が報告された。
続いて、山田修村長が行政報告を行った。「村道小松原笠内線の全線開通」について説明。這い上がりの年度から進めてきたこの整備によって、周辺道路の渋滞緩和が期待されるとのことだ。
報告はさらに続き、待機児童の解消に向けて「けやきの杜保育所」が開所した。定員93人に対し、現時点で32人が入所中だ。今後も受入れを継続していく意向が示された。
新型コロナウイルス感染症拡大防止のための寄附についても報告。アール設計などからフェイスシールドや不織布マスクが寄附され、すべて受け入れられることが決まった。
議案上程に移り、村長から4件の議案が提示された。条例の制定、改正、補正予算ならびに村道路線の認定に関するものである。一連の議案は今後の審議に入る予定だ。
請願として、刑事訴訟法の再審規定の改正を求める意見書の提出を求める内容もあった。総務委員会へ付託された。
締めくくりとして、全ての議事が終了する旨が告げられ、午前10時12分に散会となった。議会の活発な討議や報告が期待される。