令和3年第4回東海村議会定例会が12月1日に開会した。
この定例会では、議事日程をもとに様々な報告や議案が上程された。会議は午前10時に開始し、飛田静幸議長の進行のもと、出席議員18名が参加した。
最初に、会議録署名議員の指名が行われ、植木伸寿議員、岡崎悟議員、寺門定範議員の3名が指名された。
続いて、会期の決定が行われ、定例会の会期は12月1日から20日までの20日間と決定された。議長は、出席議員の賛成を得て、異議なしと認めた。
行政報告では、山田修村長がシニア世代のスマホデビュー応援事業について説明した。これは、デジタル化を進める中で、シニア世代がスマートフォンを使えるように支援するものであり、補助金を最大2万円まで提供することが述べられた。
「スマホに対するシニア世代の関心は非常に高く、体験会には66名が参加しました。」と村長は強調した。
また、初のスポーツイベントであるスポーツフェスタTOKAI2021の成功についても言及した。700名以上の来場者と130名のスタッフが参加したこのイベントは、
「スポーツを通じて人がつながり、まちが元気になることを目指している。」と村長は語った。
議案上程の段では、村長から提出された14件の議案についての説明が行われた。
例として、特に重要な議案第67号の補正予算には、1億6326万円が追加され、総額は199億8741万円となる。新型コロナウイルスワクチンの追加接種や研究関連の土地売却に必要な資金が含まれている。
重要な請願としてコロナ禍に伴う米価下落対策の請願があり、これは建設産業委員会に付託された。さらに、母が中国で不法に逮捕されている件に関する陳情も挙げられ、議席配付が行われた。
最後に、議長が「全ての議事を終了した」と宣言し、定例会は午前10時14分に散会した。