高萩市の議会では、中心市街地の活性化策と防災対策について議論が行われた。
特に、中心市街地活性化のための取り組みとして、庁内のプロジェクトチームが設立され、調査研究が行われている。若い世代や市民の意見も反映させるため、セミナーやワークショップを開催し、商業施設や公共インフラの整備が進められる必要性が指摘された。
さらに、災害時の避難所運営に関して、新型コロナウイルス対策を取り入れた体制が整いつつある。市では、感染拡大防止策を講じた上での避難所運営指針を策定し、避難者の健康状況を確認する仕組みを導入し、体調不良者への対応も明確にしている。
また、大規模盛土造成地の滑動崩落リスクについて現状調査が進められ、令和4年度には崩落の恐れがある箇所の地質調査が行われる計画がある。これにより、地域住民の安全確保に向けた具体的な対策が進められる見通しだ。
市長は今後の中心市街地活性化策について、市民との対話を重視しながら防災対策やインフラ整備に力を入れていく意向を示している。特に、まちなかウォーカブル施策の導入を考察し、より魅力的なまちづくりが進められることが期待される。