令和6年第1回大子町議会定例会が開催され、複数の議案が可決された。
議会では、大子町養護老人ホーム入所判定委員会条例及び個人番号の利用に関する条例改正が提案され、両議案は異議なく可決された。特に、高梨哲彦町長は、この改正が高齢者福祉に重要であると強調し、議員たちの支持を得た。
また、会計年度任用職員の給与及び非常勤職員の報酬に関する条例改正も行われ、質疑応答では特別な意見は上がらなかったとのこと。議長の菊池靖一氏は、これらの法改正が町の経済活動の改善に寄与するとの見解を示した。
さらに、産業活動の活性化や雇用の創出を目的とした固定資産税の特別措置、手数料徴収条例の改正も審議され、これに関しても異議なしで可決。議会では、自治体の財政運営における健全性が維持されるべきであるとの意見が一致した。
教育面では、特別支援教育用教材の取得及び第7次大子町総合計画の基本構想が改定され、町の教育水準を向上させる意図が示された。このような活動によって町の活性化を図るべく、議会は一丸となって進めていることが伺えた。
閉会の際、菊池靖一議長は、出席した議員に感謝の意を伝え、今後の町の発展について期待を述べた。議会での承認を受けた各議案について、実施に向けた具体的な対策が進められることが重要である。議会は午前10時29分に閉会した。