令和6年6月5日、大子町での定例議会が開催され、提案された議案の審議が行われた。
議事の中では、まず会議録の署名議員として高村和成氏及び佐藤正弘氏が指名される。
続いて会期が決定され、6月5日から6月13日までの9日間とすることが承認された。
また、町長が提出した令和6年度一般会計補正予算の議案第54号についても議論が行われた。
高梨哲彦町長が、この補正予算では中心市街地の排水処理施設整備を含む内容で、増額補正が行われると説明した。
この補正予算は、歳入歳出合わせて108億円を超える規模であり、重要な財務案となっている。
副町長の赤津康明氏は、具体的な増額内容として8,259万円の追加と、財源の見込みには国庫支出金が含まれることを示した。
このような発言からも、議会内での地元の公共事業への期待が伺える。
なお、その他の議案としては、町の農業委員会の委員任命や新たな法令に基づく条例の改正案も審議予定であり、引き続き町づくり活動の進展が求められる中、議会が重要な役割を果たすことが期待されている。