令和6年3月7日、高萩市議会が定例会を開き、27件の議案が一括して議題となりました。
議案には一般会計補正予算や手数料条例の一部改正などが含まれ、質疑が行われました。
特に議案第15号では、交通安全対策経費の補正が取り上げられました。大月隆行企画総務部長は、高齢者運転免許自主返納支援経費が関わることを説明し、交通安全事業基金への200万円の補正理由に触れました。
他にも、坪和久男議員からは、自主返納者の人数やタクシー利用券の交付状況について質問があり、大月部長は具体的な数字を示しながら回答しました。最終的には、282万円のタクシー利用券を交付したとのことです。
また、議案第29号では、高萩市民球場の設置及び管理に関する条例が議論され、今川敏宏議員が市民球場の経費や指定管理者制度の導入について質問しました。大森壮一教育部長からは、現在の経費が640万6,368円で、指定管理者導入後にはさらなる効率化が期待されるとの見解が示されました。
それに関連して、具体的な金額は示されなかったものの、経費削減の可能性について話し合われました。
さらに、議案第23号の会計年度任用職員に関する条例改正についても質疑がありました。大月企画総務部長は、126名の職員を対象に、約3,400万円の勤勉手当支給を見込んでいると説明しました。
査定を行う予算特別委員会も設置され、議会は引き続き各議案に対する審査を進めます。