令和4年第2回高萩市議会定例会が6月10日に開催され、主要議題が審議される。市長の大部勝規氏は施政経過の報告を行い、新型コロナウイルスワクチン接種状況について、5月末時点での接種率は68.4%とのこと。特に、4回目の接種券を6月中旬から発送することを強調した。
また、子育て世帯への支援策も紹介。生活支援特別給付金の予算が盛り込まれており、中小企業や農業経営者への支援も行うとしている。市の2024年度一般会計補正予算は130億円を超え、新型コロナの影響に対応するための施策が充実している。
市議会では、議員表彰も行われ、寺岡七郎議員は50年の在職特別表彰を受けた。また、平正三議員や大森要二議員もそれぞれ40年、4年の在職表彰を受けた。市長は受賞者に対し感謝と敬意を示し、引き続き市民福祉向上のための活動を求めた。
議事日程では会議録の署名議員の指名、会期の決定、各種報告などが議題に上がり、6月22日までの会期が承認された。議題の中には、市有財産の減額貸付や消防ポンプ自動車の取得に関する提案も含まれており、今後の審議に注目が集まっている。
高萩市の市政は新型コロナウイルス対応など重要課題に取り組む重要な局面にあり、議員はその進行に責任を持って臨んでいる。市民の期待に応えるべく、市議会はこれからも様々な施策を進めていくことになる。