令和4年第1回高萩市議会定例会が、2022年3月10日に開かれた。
この会議では、財政健全化及び地域振興に向けた様々な報告や議案が討議された。
まず、報告第2号では令和3年度高萩市一般会計補正予算第11号について承認が求められた。
この補正予算は、公共インフラなどの整備計画に関するものであり、地域経済の発展に寄与することが期待されています。
また、議案第11号では、高萩市特別職の職員に関する給与及び旅費の改正が議題となった。
総務部長の二田雅史氏は「令和3年人事院勧告に基づき、民間のボーナスとの均衡を図る必要がある」と強調した。
さらに、会議では道路線の廃止や変更に関する議案もあり、議案第19号と第20号では、国有林内の市道の廃止および変更についての調整が提案されました。
産業建設部長の篠原新也氏は、これに対し「国有林の管理区分を明確にするための措置」と説明。
加えて、新型コロナウイルス感染症に伴う中小企業等支援経費の減額についても話が及び、関連事業の参加店舗数が74にとどまった理由が背景として挙げられました。
さらに重要な話題として、決議案第1号が提出された。
これはロシアによるウクライナへの軍事侵攻に対する抗議のためのものであり、飯田毅昭議員が提案し「国際法を遵守し、平和的解決を求める決議」だと述べました。
出席議員全員が賛成の意思を示し、決議が採択されました。
結果的に、今回の議会は高萩市の地域振興や公共政策に関わる重要な施策が審議され、多くの議案が可決。