令和元年第4回高萩市議会定例会が12月25日に開催された。出席議員は14名で、会議は全員の出席により成立した。最初に、日程に上がった議案に対する委員長報告が行われ、各議案は無事に承認された。
議案第65号に関して、総務産業委員会の委員長である大足光司氏は、「高萩市会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例の制定について、一致して賛成する」と報告した。
続けて、議案第66号から第69号までの各議案についても、同様に全員賛成のもとで原案通り可決されることとなった。特に、地方公務員法及び地方自治法の改正に伴う関係条例の整備は、法の施行に必要不可欠であると強調された。
次に、補正予算に関する議案も同様に審議され、令和元年度の各特別会計に関する議案が提出された。市長の大部勝規氏は、「国民健康保険事業と介護保険事業についての補正予算も重要であり、適切な財政運営が求められる」と話した。
また、日程第11の閉会中の継続調査申出書についても特段の異議なく処理され、日程第12の議員の派遣に関する議案も承認された。特に、議員の派遣については、地方自治法に基づいて適正な手続きが踏まれた。
最後に追加された議案第75号、高萩市監査委員の選任についても全員賛成のもと可決された。寺岡七郎氏が新たに選任されたことにより、高萩市の監査体制が強化されることが期待される。
これにて、全ての議案が議了され、午後10時19分には閉会が宣言された。議長の大森要二氏は、長期間にわたり慎重に審議されたことに感謝の意を示した。