令和元年９月６日、令和元年第３回高萩市議会定例会が開会された。
市議会は会議録署名議員の指名や会期決定などの議事を進めた。議長の寺岡七郎氏は、出席議員が15人、欠席が1人であることを確認した。これにより、定足数が達成され会議は正式に成立した。
この定例会では、特に議案第62号が注目を集めている。議会議員の定数を16人から14人に減らすというものだ。提案者である飯田毅昭氏は、議員定数の見直しの重要性を強調した。"現状の議員数は多すぎるとの市民の声に応え、議員数を削減すべきだ"と述べた。
議長はこの内容について議論を促し、我妻康伸氏も賛同を表明した。彼は議員数の見直しが市民の要求に応えるための一手であるとし、議員活動の質の向上に繋がる可能性を示唆した。
一方で、議員定数削減に対する意見もあり、市民の意見が反映されにくくなる懸念も表明された。このように議論が交わされる中、最終的に提案は賛成多数で可決された。
また、会議では報告第9号、報告第10号が詳細に説明された。これらは高萩市の健全化判断比率と資金不足比率についてである。市長の大部勝規氏が行った施政経過報告にも注目が集まった。市は茨城県で開催される国民体育大会に向けた準備や、大規模プロジェクトの進捗状況を報告した。特に、ウエイトリフティング競技が地元で行われることは、市にとっての大きなイベントであると強調された。
さらに、議案第34号では成年被後見人の権利制限に関する法律整備が提案された。壇上に立った市長は、"市民の権利を保護しつつ、法律に基づいた施策の実施を目指す"と述べた。