令和4年第1回高萩市議会臨時会が1月17日に開かれ、重要な二つの議案が議論されました。
議題には、令和3年度高萩市一般会計補正予算第9号の専決処分の承認と、令和3年度高萩市一般会計補正予算第10号が含まれました。
市長の大部勝規氏は、専決処分について、「新型コロナウイルスの影響を受けた子育て世帯に対し、10万円の臨時特別給付金の残り5万円を迅速に給付するために、専決処分を行った」と述べました。
また、議案第1号についても「予算に3億7,069万3,000円の追加を行い、総額は139億2,035万5,000円になる」と詳細を明かしました。
質疑において、議員の菊地正芳氏は、「住民税非課税世帯に対する給付金の具体的な世帯数」を問いました。これに対し、健康福祉部長の石井健寿氏は、「3,100世帯と340世帯を見込んでいる」と回答しました。
菊地氏はさらに、生活保護世帯についても質問し、「生活保護受給世帯も非課税扱いとなる」との確認がありました。このように、様々な質問が出る中で、議論は数量的なデータに基づいて進められました。
今回の臨時会では、国の指示に従った緊急的な措置が強調されました。
最終的には、議案は全議員の賛成によって原案の通り承認されました。議長の今川敏宏氏は、「これで本臨時会を閉会いたします」と締めくくりました。会議は約23分で終了し、迅速な議事が確認されました。