令和3年第2回高萩市議会定例会が開催され、多数の議題が取り上げられた。
本会議では、議会運営委員会委員長の「会期は本日から17日までの14日間と決定する」との報告がなされ、これに対して異議がないと認められた。会期中は、一般質問や各種議案の審議が行われる予定です。
市長の大部勝規氏は、施政経過報告にて新型コロナウイルス感染症に係る本市の状況やワクチン接種の進捗状況を述べた。「現在、個別接種・集団接種ともに計画的に進んでいる」とし、66.1%の接種率が見込まれています。
また、地域公共交通施策についても議論され、「ダイナミック・ルーティング・システム実証実験」の実施が進められています。運行開始に向け調整が進行中で、利用者にとっての利便性向上が期待されます。
会議の進行中、議案第44号の「高萩市固定資産評価審査委員会の委員の選任について」では、市長から新たに候補者を提案され、全員一致で同意が得られました。これに基づき、石平光氏の後任として大髙司郎氏が選任される運びとなっています。
さらに、議案第47号「令和3年度高萩市一般会計補正予算(第3号)」では、施策に対する財政支援が強調され、「新型コロナウイルス対策へ6千万円の予算を計上」とされており、効率的な資金運用を狙っています。
議長の「懸念されるコロナの影響に対する適切な予算承認に向け、議員各位には慎重なる御審議を」との発言の後、採決が行われる。重要な施策が続々と提案される中、市民への情報提供が求められる場面も多かった。
日程の最後には議長が「次回は休会後の7日再開」と発表し、会議は散会した。議会での審議は、市民に大きな影響を与える政策・予算が多岐にわたることを意識し、議事進行が行われた。