令和5年6月21日に行われた高萩市議会定例会では、各種条例の改正や補正予算が議題に上がった。
この日は市税条例、都市計画税条例、国民健康保険税条例の改正が審議される中、各論についての報告が行われた。具体的には、市税条例の一部改正については、委員長の岩倉幹良氏が報告を行い、賛成多数によって承認された。議案第33号では火災予防条例が原案通り可決され、全ての出席議員が賛成する形となった。
市議会では特に、一般会計補正予算についても重要な議題とされ、日程第6、7、10において令和5年度の補正予算が次々に承認された。大きな成果として、救助工作車の取得についても全版賛成が得られ、議会の迅速な対応が評価された。
さらに、議長の今川敏宏氏は、文教厚生委員会からの各案件報告に対し、質疑を行わずに進行することを決定した。これにより、スムーズに結論が得られ、閉会中の継続審査申出書についても異議なしと認められた。
式典では、田所和雄議員と大森要二議員がそれぞれの市議会員在職15年を称えられる表彰を受け、今川議長は「今後も市政のため尽力してほしい」と述べた。市長の大部勝規氏は両議員へ祝辞を贈り、市勢発展へのさらなる貢献を期待した。
定例会は午前10時06分に開会し、議会は全ての案件を終了した後、午前10時19分に終了した。このような議会の運営より、高萩市の行政もまた着実な進展を続けているとの期待が寄せられる。