令和5年第3回高萩市議会定例会が、9月1日に開会した。
議会では、初めに会議録署名議員が指名され、会期の決定が行われた。今回の会期は19日間であることが決定された。
続いて、施政経過報告が行われ、今回の報告は大月隆行企画総務部長によるものだった。
大月氏は、新型コロナウイルス感染症に罹患している大部勝規市長の代わりに施政の現況を報告した。
報告では、安心を支える「保健・医療・福祉」の政策が強調された。特に、子育て層への支援に関する施策について言及し、339世帯に対して42万9500円の給付金を支給したと述べた。また、物価高騰の影響を受けた食費支援となる
給付金も提供されている。具体的には、子育て世帯物価高騰対策支援給付金として、中学3年生までの世帯に2万円がそれぞれ給付されているとした。
教育政策に関しては、学校適正配置計画が進行中であることが報告された。特に、児童生徒がより良い学習環境を享受できるように努めている。
大月氏は、「地域全体で子供たちの成長を支えるための協働活動が必要」であると強調した。
また、経済産業面では、農業経営を支援するための取り組みが発表された。肥料や資材の価格高騰を受けて、450万円の農業継続支援給付金が交付決定されたと説明された。
さらに、今年の高萩まつりにおいて、約2万7500人の参加者があったことを述べ「成功した」とした。
一方、生活環境政策においては、高北清掃センターの見学が可能になったことが報告され、地域に開かれた施設としての機能を強調された。
この他にも、さまざまな公共事業が進行中であることが伝えられ、今後の市政運営に対する期待感が高まった。
最後に、議会では提案された多くの議案について審議に入り、次回の会議に向けての準備が進められた。今後、各議案の詳細な審議が行われる予定です。