令和3年6月10日、定例の高萩市議会が開催され、多数の議題が討議された。
特に注目すべきは、「高萩市の公共事業」に関する議案である。本議案は、浸水対策として進める玉川の河川改修と市民センターのトイレ改修についてのものである。
まず、「令和3年度高萩市一般会計補正予算(第3号)」が提案された。この中には、河川改修の準用河川玉川に関する予算159万1,000円が含まれている。平 正三議員は、「この河川事業は過去に浸水対策として実施された」と述べ、事業の経緯を確認した。
産業建設部長の篠原 新也氏は、「平成9年度に準用河川指定を受け、改修事業は平成11年度から始まった」と説明。経緯の中で、2019年の豪雨による被害を挙げ、改修工事の必要性を強調した。
また、議案に関連して「市民センター内のトイレ改修」も取り上げられた。坪 和久男議員は、改修内容を尋ね、「非接触型トイレの導入が感染防止につながる」と指摘した。
総務部長の二田 雅史氏は、「今議会で計上した2,300万円の内容について、国の補助金を活用して工事を行う予定である」と説明。具体的には、自動洗浄などを導入し、ウイルス感染を防止するための取り組みだとした。
このように、本日の会議では浸水対策の重要性が再確認され、公共施設の改修に向けた具体的な議論がなされた。
今後も引き続き、いかに安全な地域づくりを進めていくかが課題となる。次回の会議は6月17日に再開される予定である。