令和4年第3回茨城町議会定例会が、9月9日午前10時57分に開会した。
この会議では、認定第1号から第3号、そして議案第55号から第76号に対する審査が行われた。各常任委員会の委員長が、その審査の経過と結果を報告した。
総務・経済建設常任委員会の委員長、石川祐一氏は、14件の議案と2件の請願について審査を行ったことを説明した。特に、茨城町議会議員及び町長の選挙運動の公費負担に関する条例の制定についても言及し、全会一致で原案通り可決が求められた。この件に対し、執行部との質疑も交わされた。
教育民生常任委員会の委員長、根崎敏夫氏は、請願第2号「教職員定数改善と義務教育費国庫負担制度堅持のための政府予算に係る意見書採択を求める請願」に対し、さらなる審査が必要であると述べた。また、予算・決算常任委員会の委員長、久保田良一氏は、令和3年度の一般会計及び特別会計決算認定の件について報告を行った。
審査の結果、認定第1号は賛成多数で認定。結論を受け、委員長報告に対する質疑が行われたが、特に異議なしと認められた。
その後、日程第2の議員派遣について議長からお諮りがあり、異議もなく決定された。さらに、追加日程として議案第77号茨城町教育委員会の教育長の任命についても審議が進められた。町長、小林宣夫氏は、引き続き、矢口和美氏を教育長に任命する旨を説明した。
この議案も質疑と討論を省略し、即座に採決に入り、原案通りの同意が得られた。教育長の任命同意は、地元の教育行政の発展に寄与する。
最終的に、全ての議案が審議を終了し、11時19分に閉会されることが確認されている。引き続き、町の発展に向けた議会活動が期待される。