令和5年第1回茨城町議会定例会が開催された。
本会議では、議案第1号から31号までが一括して議題に上げられた。
議長の澤秀雄氏は、議事の進行を円滑に進めるため、あらかじめ決定した日程に従って進行することを確認した。
特に注目を集めたのは、補正予算に関する議案である。
町長の小林宣夫氏は、令和4年度一般会計補正予算に関し、1億8,972万1,000円の追加を提案した。
この増額は主に出産・子育て応援事業費や青葉中屋内運動場の改造に充てられる。
また、新年度予算案も審議された。
こちらは前年度比0.5%減の127億6,200万円が計上され、歳入は町税の増加を見込み、39億907万9,000円となる予定である。
このうち国庫支出金は減少し、16億8,135万6,000円となることが見込まれている。
教育費も増額され、幼稚園施設整備などが進められ、11億5,831万8,000円となる見込みだ。
議案第30号の水道事業会計予算においても、経費の増加が見込まれており、計画的な支出が求められている。
本日、休会の議題が示され、明日3日は議事調査のため休会とすることが承認された。
次回は6日午前10時から一般質問が行われる予定である。
議会の透明性が重視されている中、適切な審議を通じて町民への情報提供が続けられていくことが期待されている。