令和2年第4回茨城町議会定例会が開催され、議案第92号から105号及び請願・陳情の審査が行われた。
本会議では、各常任委員会の報告が審査され、全会一致で可決される運びとなった。
総務・経済建設常任委員会の鳥羽田創造委員長は、付託された議案6件について報告を行った。議案には、東茨城郡内町村及び一部事務組合公平委員会の規約変更、汚泥焼却炉施設に関する事務委託の変更、茨城町火災予防条例の改正などが含まれる。これらの議案は全会一致で原案通り可決され、その決定を場内で確認してもらうよう呼びかけた。
次に、教育民生常任委員会の入野富男委員長が報告を行った。こちらでは、国民健康保険税条例や後期高齢者医療に関する条例の改正など6件の議案が審査された。加えて、教職員の定数改善を求める陳情もあるという。
予算・決算常任委員会の久保田良一委員長は、令和2年度一般会計及び介護保険特別会計の補正予算について報告を行い、原案通り可決された。
会議の最後に、議長の田家勇作は質疑を省略し、各常任委員会の報告を原案通り可決すると宣言した。議会の開会時には、新型コロナウイルスの終息を祈念し、新年に向けた期待の声もあった。
全体を通して、今年も残り少なくなり、新しい年に向けた計画や施策が進むことが期待されている。