令和5年第3回茨城町議会定例会は、9月7日に開会された。
出席議員は15名で、議事が成立した。
この日の主要な議題には、会期の決定や行政報告が含まれていた。
議会の開会にあたり、議長の澤秀雄氏が出席議員の数を確認し、定足数の達成を宣告した。
続いて、町長の小林宣夫氏が行政報告を行い、令和5年度の施策及び各事業の進捗状況を説明した。
小林町長は、環境省が行う水鳥・湿地センター整備事業に触れ、工事が順調に進んでいることを報告した。
さらに、デジタル化推進計画についても言及し、各課にデジタル推進員を配置することを明らかにした。
町民との共同による花のまちづくりについても、新しいプロジェクトチームが設置されると述べた。
また、総務部からの報告では、今後の町税収入の見通しが良好で、前年同期比で1.69%増加しているとのこと。
収入済額も前年同期比で3.89%の増加が見込まれるという。
防災対策についても、地域防災力の強化に努めていると強調した。
子育て支援に関しては、医療福祉費支給制度の改正による支援拡大の準備が進んでいる。
この他、各種施策の進捗状況について任意の数字が挙げられ、町民生活の向上に向けた取り組みが継続していることが示された。
当初の予算に対する補正予算についての議案も提出され、内容は迅速な承認を求められた。
議案の取りまとめにおいては、固定資産税の一部免除に関する規定の改正が提案され、定住促進の一環として取り組まれることになる。
遺憾ながら、議案第47号から第62号までの幅広い提案が行われ、それぞれ現状に合った施策とされている。
会期は9月7日から15日までの9日間と決定された。
本会議は根父敏夫氏が進行し、次回の会議も定員を満たした状態で開かれることが見込まれている。