令和2年7月13日に行われた茨城町議会臨時会では、いくつかの重要議案が承認された。特に注目されるのは、一般会計補正予算及び水道事業会計の補正予算である。
町長の小林宣夫氏は、議案第59号に関する提案理由を説明した。これによると、一般会計補正予算は、新型コロナウイルス感染症対策のため、歳入を約1億5,857万円増加させることを主な目的とする。予算総額は160億6,336万8,000円となる。
同じく、議案第60号についても小林町長は提案を行った。水道事業会計補正予算に関連して、資本的収入が1,675万5,000円増加し、収入総額は3億6,120万3,000円、支出総額は6億600万7,000円となる。この中には、補助金の増額や車両運搬具購入費の計上が含まれている。
損害賠償に関する議案として、議案第61号も課題となった。これは、暴風雨によって発生した損害に対する賠償額の決定についてであり、急を要したため専決処分として行われた。さらに、R2避難所用の備蓄資機材購入契約についても議案第62号を通じて報告が行われた。
このように、茨城町議会において過去の非常事態に対応するための具体的な対策が実施されることとなった。議論は活発ではなかったものの、全ての議案は異議なしで承認され、議会は円滑に運営された。議長の田家勇作氏は、議会の閉会を宣言し、この臨時会の成果を強調した。町民の生活に直結する重要な進展が、今後も続くことが期待されている。