令和5年第4回茨城町議会定例会が開催された。議案審査を通じて議会の運営が円滑に行われている姿が見受けられた。
本定例会では、議案第63号から議案第79号までの審査が行われた。これら議案は総務・経済建設常任委員会、教育民生常任委員会、予算・決算常任委員会から提案された内容である。特に総務・経済建設常任委員会の委員長、大場八千代氏は、議案の審査を通じて全会一致にて可決すべきとの意見を述べた。
また、教育民生常任委員会での議案第67号、陳情第4号についての報告もあり、関俊治氏の説明によると陳情の審査は継続する方針である。議会においては多様な意見が尊重され、審議の質は確保されているとの見解が示された。その後、予算・決算常任委員会の委員長、久保田良一氏が7件の議案の結果を報告し、こちらも全会一致での可決となった。
さらに、追加日程として上程された議案第80号は、茨城町監査委員の選任に関するものであった。町長の小林宣夫氏は、田家勇作氏を選任したいとの意向を示し、議会からの同意を求めた。この議案については、質疑や討論を省略し、直ちに採決が行われた。結果として議案は全会一致で同意された。
最後に、議長の山西正樹氏が閉会を宣告し、定例会は無事に終了した。議会の日程が完了する中、議会運営や提案された議案に関する議論に対し、出席議員からの賛同が示されたことは、今後の茨城町の発展に寄与するものと期待される。