令和2年6月4日に開催された第2回茨城町議会定例会では、 いくつかの重要な議題が扱われた。
この会議では、会議録署名議員の指名や会期の決定、 各議案の審議が行われた。特に議案第47号から第53号までの一括議題は、町民に影響を与える内容が含まれており、多くの関心が寄せられた。
町長の小林宣夫氏は、この中で特に損害賠償に関する議案について説明した。本議案は、令和2年4月13日の暴風によって発生した損害について、 町営奥谷団地の屋根ふき材が飛散し、駐車車両に損害を与えたことに起因する。
また、税条例の改正案も提案され、社会福祉の観点から新たに寡婦控除を適用する方針が示された。この改正は、婚姻歴や性別に関わらず、ひとり親家庭に対する公平性を持つことを目指している。 さらに、町内の小学校及び中学校のためのスクールバス運行に関する条例改正も含まれている。
議案第51号では、茨城町立学校給食共同調理場の建設工事請負契約が締結され、契約金額は8億5,470万円となっている。 さらに第52号では、厨房機器の購入についても合意がされ、契約金額は3億2,252万円であることが示された。
最後に、一般会計補正予算についても審議され、全体の予算が159億479万8,000円になることが承認された。議会の全議事は円滑に進行し、各議案は関係常任委員会に付託されることが決定した。
この定例会での決定事項は、今後の茨城町の発展に寄与する重要なものとなるであろうと期待されている。次回の会議は、 5日にも予定されていることから、引き続き注視していく必要がある。