令和元年第2回茨城町議会定例会が6月6日に開催され,町政や議案に関する重要事項が議論された。
開会にあたり,福田茂議長は議会の成立を宣言した。出席議員は全員出席し,欠席議員はいなかった。
まず,日程第1「議席の指定及び変更について」が提案され,議席表に基づき新たに選任された市村照彦議員の議席が決定された。特に異議もなく,全員一致で承認された。
次に,日程第2「会議録署名議員の指名について」では,大山宏治議員,山西正樹議員,久保田良一議員が署名議員として指名された。
続いて,日程第3「会期の決定について」が確認され,14日までの9日間の会期が決定された。これも異議なく承認され、議会の円滑な運営が期待される。
その後,日程第4として11の議案が一括して議題に上がった。この中には、住宅ローン控除の延長や,児童扶養手当受給者の個人住民税非課税化など,町民の生活に直接関わる政策が含まれている。町長小林宣夫氏は,「町政運営に関する所信」を述べ,財政基盤の強化と持続的発展に向けた決意を表明した。
町長は,地方自治法の規定に基づき,専決処分として議案の説明を行い,議員の支持を求めた。
また,成長する地域のためには,町民を中心とした協働の重要性が強調された。特に,子育て支援や高齢者支援策が挙げられ,具体的な施策が今後の課題として取り上げられた。
会議の締めくくりに,次回の会議は6月10日午前10時から開かれることが告げられ,第一日目の日程が終了した。議論の内容は町民に重要な影響を与えるものであり,議会の動向が注目される。