令和2年第1回茨城町議会定例会で、多くの議題が審議され、特に教育環境や環境問題に関する質問が注目を集めた。この会議では、学校給食に関する質問が行われ、教育部長の上田和則氏は、町内産有機農産物の取り入れに取り組んでいると説明した。
町内では、米や野菜などの地産地消を推進し、食材の安全性向上を目指しているが、供給の安定確保が課題とされている。特に、農業が基幹産業である茨城町においては、安全な食品を提供する重要性が実感されているため、地域農産物の活用を進めたい意向が示された。
さらに、学校図書室の充実についても言及があり、川澄敬子議員は学校司書の必要性を訴えた。地域の教育環境や図書館の利用状況の向上には、専任の司書が果たす役割が大きいと強調した。教育部長の上田氏は、図書館司書の派遣を進め、学生の読書活動が活発になっていると答えた。
また、環境問題への取り組みとしてごみの分別が挙げられた。生活経済部長の菅谷康氏は、3R活動を推進しながら、資源としての回収率向上に向けた具体策を計画していることを説明した。茨城町のごみ排出量が依然として増加していることを踏まえ、町の再生利用率向上に具体的な数値目標を設定する意向も示された。
さらに、ジェンダー平等についても議論が繰り広げられ、特に公務員の女性管理職の割合が課題として取り上げられた。総務部長の小沼芳久氏は、女性職員の管理職登用への取り組みを報告し、今後も積極的に推進する意向を示した。
最後に、デマンド型乗合タクシーに関する質問では、町長公室長の横田修一氏が利用状況を報告し、今後の利用促進に向けた取り組みが模索されることになった。新たな交通手段の提供は高齢者や交通弱者にとって重要な施策であり、地域活性化にも繋がる期待が寄せられている。