令和４年３月３日、常陸大宮市議会定例会が開催され、複数の補正予算が可決された。
議案第21号から第25号までの予算案が一括議題として取り上げられ、質疑応答や討論が行われた。議案第21号では、一般会計補正予算について、執行部の質疑に対し各部長が詳細な説明を行った。総務部長の小野英幸氏は、財政調整基金繰入金の年度間の増減について報告した。これに対して、地域創生部長の泉藤男氏は、地域創生まちづくり事業補助金の減額理由を説明した。
次に、議案第22号では、国民健康保険特別会計補正予算について質疑があったが、活発な議論はなかった。投票の結果、全会一致で原案通り可決される運びとなった。議案第23号の介護保険特別会計補正予算、議案第24号の温泉事業特別会計補正予算、議案第25号の後期高齢者医療特別会計補正予算においても、同様に質疑は概ねないまま、委員長報告通りの可決に至った。
本定例会における全ての予算案が可決されたことにより、予算実施に向けた準備が整ったとみられ、多くの議員が安堵の様子を見せた。議長の小森敬太郎氏は、会議を円滑に進めていたが、質疑がないことを踏まえ、各議案の採決を無事に終えたことに安堵した様子であった。
今回の会議は、補正予算が議論される重要な場であり、審査の結果が地域の運営に直結するため、議員たちの意見交換が求められた。このようなプロセスを経て、地域の発展に寄与することが期待される。
会議の最後には、次回の本会議日程についても説明があり、議員たちは今後の議会活動に向け心強い決意を示していた。