令和6年3月5日、常陸大宮市議会は第1回定例会を開催した。
主な議題として、予算関連の議案が扱われた。当日は16名の議員が出席し、すべての議案は全会一致で可決されている。
日程第1では、議案第25号から議案第30号までの組織的補正予算が審査された。予算決算常任委員会委員長の三次弘史議員が報告し、質疑応答の後に採決が行われた。議案第25号、令和5年度常陸大宮市一般会計補正予算(第8号)については、事業確定などによる補正減の説明がされ、市民協働提案事業の内容などについて質疑が交わされた。報告の結果、全会一致で原案が可決された。
続いて、議案第26号から議案第30号までの補正予算も同様に質疑や討論なく採決され、原案通り可決された。これらの議案では、国民健康保険特別会計や介護保険特別会計など、地域の福祉に関する重要な財政措置が盛り込まれている。
日程第2においては、議案第34号として医療福祉費支給に関する条例の一部改正案が提示され、質疑の通告がなかったため、質疑は行われずに文教福祉常任委員会に付託され、後日審査される予定である。
また、日程第3では、議案第35号について専決処分の承認が求められる事案が提示された。市民生活部長の和田智は説明の中で、税条例改正の必要性を強調し、地方税法改正に伴う内容について詳細に述べた。質疑応答後、委員会への付託を省略し討論は行われず、採決が行われ承認された。
会議は順調に進行し、すべての議題が終了した後、次回の本会議は翌日の6日に予定されていることが確認された。議長の武石議長は議会の円滑な運営を称え、全議員に感謝の意を示した。