令和元年7月25日、常陸大宮市議会は臨時会を開催し、重要な議案が審議された。ここでは、指定管理者の指定と二件の工事請負契約についての採決が行われた。
まず、日程第4において、議案第65号「指定管理者の指定について」の審査が実施された。市民生活部長の樫村勝弥氏は、今回の議案について現指定管理者に基づく協議書が提出されたことを説明した。それに続き、委員からは「新たに事業者を公募すべきでは」との質疑が出たが、執行部は既に候補者選定が行われたと述べた。結果として、全会一致で承認された。
次に、工事請負契約に関する議案が審議された。議案第66号及び議案第67号は一括で上程され、教育部長の大町隆氏がそれぞれの工事概要を説明した。特に議案第66号では、新学校給食センターの建設工事について詳細に語られ、敷地面積や建築面積についても詳述された。議案第67号でも同様に工事内容が示され、十分に審査されることとなった。
本会議では、議案第66号及び議案第67号についての質疑が行われ、議員からの質問に対し総務部長の小野英幸氏が回答した。特に金子卓議員が工事の分離発注に関する理由を問うと、地元業者への受注機会拡大を図ったとの説明があった。このため、既存の条件に見合う業者を選定したことも報告された。
全ての議案は異議なしに可決され、議長の淀川茂樹氏が臨時会の終了を宣告した。これにより、今回の臨時会で取り扱われた議題の全てが議了された。