令和6年第1回常陸大宮市議会定例会が開催され、様々な議題が審議された。
会議では、前回の定例会以降に発生した重要な出来事について報告された。特に、令和6年能登半島地震に関する報告では、鈴木定幸市長が被災者への支援に尽力していることを強調した。また、市では7名の職員を被災地に派遣したことも報告された。
施政方針として、「常陸大宮駅周辺整備事業」の進展が言及され、新駅舎と自由通路の工事が順調に進んでいることが伝えられた。また、子育て世帯向けの住宅整備も進められており、関連する施策が2024年度より始まる予定である。これにより、市への移住促進が期待される。
議案の審議では、複数の専決処分が承認された。これには、専決処分の報告と、令和6年度予算案が含まれている。令和6年度一般会計の予算額は248億5,000万円であり、様々な施策の実施が見込まれている。
特に子育て施策においては、若い世代に居住の魅力を感じてもらうための施策が展開され、子どもたちに最高の学校給食を届けるための取り組みが強調された。地域経済の活性化にも注力し、観光振興が重要な柱として位置付けられている。
市長は議会に対し、地域振興や防災策を一層強化する意向を示した。これに伴い、議案審議において人権擁護委員の推薦についても取り上げられ、候補者の同意が得られた。