常陸大宮市議会の第1回臨時会が開催された。
この臨時会では、工事請負契約の締結や監査委員の選任など、重要な議案が取り扱われた。出席議員は18名で大貫道夫議員が臨時議長を務め、鈴木定幸市長は議員の当選を祝った。市長は、今回の臨時会における審議内容として、専決処分の報告や人事案件を挙げた。
議会の議事は大きく分けて、議長の選挙、副議長の選挙、常任委員会の委員の選任、工事請負契約及び監査委員の選任に関する議題があった。議長選挙では、武石寿長議員が9票を獲得し当選した。彼はこの役職を通して、議会の円滑な運営を目指すと述べた。副議長には吉川美保議員が選出され、彼女も議会運営の円滑化に取り組む意向を示した。
また、常任委員会の選任では、総務、文教福祉、経済建設、予算決算、広報広聴の各委員会に対し、所定の人数が選ばれた。さらに、工事請負契約の締結に関する議案が提案され、議論を経て原案通り可決された。この契約は市内の公共施設に関わるもので、早急な実施が求められている。
議案67号と68号の監査委員の選任についても委員会付託を省略して速やかに採決され、全て原案通りの同意が得られた。また、本臨時会では、閉会中の所管事務調査についても承認された。これにより、議会の監視機能が強化される。
鈴木市長は、議会の運営に対し引き続き協力する姿勢を示し、市の発展に向けた取り組みを強調した。臨時会は議題が全て終了し、無事に閉会を迎えた。今後の議会に期待が寄せられている。