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常陸大宮市議会、令和元年度補正予算を可決

常陸大宮市議会は令和元年度補正予算を承認。消費税の税率改定や教育環境整備に向けた取り組みも報告される。
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令和元年6月6日、常陸大宮市議会にて定例会が開かれた。議会では主に財政状況と今年度の重要事業についての報告が行われた。

三次真一郎市長は、まず天皇の譲位に触れ、感慨を述べた。新元号の施行により、市民の記載行事が行われたことは特筆に値するとした。また、今年度は市制施行15周年であり、国民体育大会が開催される意味でも重要な年となる。

市内での洪水を想定した避難訓練も行われ、三次市長は市民の安全を守るためのさらなる取り組みを講じていくと述べた。具体的には、職員や関連機関と連携し、備えをきちんと整えていく意欲を示した。

市の重要課題である教育環境についても言及し、昨夏の猛暑を受けて小・中学校にエアコン設置が進捗しているとの報告がなされた。これにより、全校で夏までに稼働が見込まれる。教育環境の整備は引き続き進める方針が強調された。

その後、議案第53号から第64号までの主要な議案が上程され、いくつかの専決処分や条例改正が提案された。特に、消費税及び地方消費税の税率改定に関する条例や、国民健康保険税条例の一部改正には議員から反対意見が上がった。金子卓議員は、消費税増税の影響を懸念し議案に反対する意見を述べ、高村功議員も保険税の引き上げに対して強い批判を展開した。

議案に対する質疑後、専決処分の承認は賛成多数により決定し、補正予算案についても採決が行われた。議会は6月19日までの14日間とすることが決定された。

淀川議長は、議事を円滑に進めるため、質疑の締切日を設定するなど、運営に関する事項も含めて発言を取りまとめた。全体として、今定例会は市の財政状態や新たな取り組みが進められる重要な機会となる。議会は市民の理解と協力のもと、健全な財政運営を目指していくと強調した。

議会開催日
議会名令和元年6月定例会(第2回)
議事録
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