令和3年第4回常陸大宮市議会定例会が開催された。
本会議では、様々な議案が審議され、全般的に賛成意見が多かった。主な議案の中には、新たな条例项目や補正予算に関するものが含まれており、その中でも特に重要なのは議案第73号として提案された「常陸大宮市土砂等による土地の埋立て等の規制に関する条例の一部を改正する条例」である。
この改正では、これまで規制対象外であった500平方メートル未満の土地の埋立てを新たに規制対象に加える点が注目されている。吉川美保総務常任委員会委員長は「生活環境の保全等を保証するための保証金制度を導入する」と述べ、規制の厳格化を図る意向を示した。実際の執行にあたっては、過去数年の実績が基にされるが、気になる点として、現行条例対象の扱い件数が1件程度であることが挙げられている。
また、議案第77号に関する討論では、議員の意見が分かれた。日本共産党の高村功議員は、山方館や小祝分館が廃止されることについて「貴重な歴史的資産が行き先不明となる可能性がある」と危惧を表明した。一方で、冨山和男議員は賛成の立場を取り、「展示物全体の保存と管理体制が適切に行われる必要がある」と述べた。最終的には、賛成多数で原案が可決された。
また、議案第88号の令和3年度常陸大宮市一般会計補正予算(第8号)についても審議が行われ、円滑な支給が求められる子育て世帯への臨時特別給付金が含まれているとの説明があった。小野英幸総務部長は「この補正額は4億9,748万4,000円に上る計画であり、歳入歳出共に258億9,972万5,000円に達する」と計画の詳細を説明した。
本会议では、請願陳情の件において市道2-5号線の拡張整備についても全会一致で採択され、市民ニーズに応える姿勢が示された。市は今後も各種施策を推進し、地域社会の活性化に努めていく方針が示された。
令和3年第4回常陸大宮市議会定例会はこのように進行し、各議案が円滑に議了した。金子卓議員は「市民の意見を反映した形での条例制定が重要。今後も議会と市民との距離を縮めたい」と強調し、議会の役割を改めて訴えた。