令和3年6月16日、常陸大宮市議会は第2回定例会を開催した。
この日は議案や規則の改正、選挙に関する重要な審議が行われた。
議案第35号では、常陸大宮市道路占用料徴収条例の一部改正が全会一致で可決された。経済建設常任委員会の小原明彦委員長が審査結果を報告し、執行部から自動運行補助施設に関する説明があった。質疑の結果、近隣自治体での取組状況に関する答弁があり、議案は可決された。
続いて議案第38号及び第39号の補正予算も、予算決算常任委員会の掛札行雄委員長から報告された。新型コロナウイルス感染症対策の補正予算が提案され、こちらも全会一致で原案通り可決された。これにより、ワクチン接種や公衆無線 LAN の整備が進められる見込みである。
また、議提第2号においては、常陸大宮市議会会議規則の一部改正が提案され、質疑・討論を経て可決された。議会運営委員会の秋山信夫委員長が提案理由を説明し、特に異論はなく進行した。
茨城北農業共済事務組合議会の補欠選挙では、大貫道夫議員が指名され、全会一致で当選が決定。議場での正式な告知が行われ、議会の運営が円滑に進行した。
さらに、閉会中の継続審査と所管事務調査の申出が、それぞれの常任委員会からあり、異議なく決定された。これにより、今後の審査活動への影響が期待される。
この日はすべての議題が議了し、午前10時13分に閉会の宣告が行われた。市議会の運営は、今後も住民の安全と安心を守るための施策を進めていく意向を示している。