令和3年第1回室蘭市議会臨時会が開幕し、大きな議題が議論されました。
特に、新型コロナウイルス感染症に関連する一般会計補正予算が焦点となりました。
その内容を詳しい議論を踏まえ、報告します。
市長の青山剛氏は、新型コロナウイルスワクチン接種の重要性を強調し、迅速な実施を目指す必要性を述べました。
「このたびの補正は、ワクチン接種の速やかな実施を図るための予算措置」と、小泉賢一副市長も説明しました。
具体的には、歳入歳出それぞれ2億9,170万3,000円を追加し、予算総額559億9,893万3,000円となることを確認しました。
田村農夫成議員は、質疑の中で市民の接種への不安や情報提供の重要性に触れました。
「ワクチン接種には様々な考えがある」とし、市民への分かりやすい説明が必要と訴えました。
これに対し、塩越順一保健福祉部長は、医療従事者への優先接種を3月から行う計画を示しました。
また、接種会場の確保や必要な人員体制についても議論されました。
市は、保健センター等の有効活用を図り、円滑な接種の実施に努めることを説明しました。
青山市長は、情報収集の重要性を強調し、速やかな情報提供に努めると述べました。
「市民が安心してワクチンを接種できる体制を整える」と、強い意志を表明しました。
会期は本日1日と決定し、円滑に議論が進められました。
終了後、議案第1号は原案の通り可決され、臨時会は閉会しました。