令和2年12月1日、室蘭市議会は第4回定例会を開会した。会議では、市長提出の議案に関して審議が行われ、重要な内容が多数含まれていた。
この定例会では、市長の青山剛氏が提出した18件の議案が議題として取り上げられた。特に、新型コロナウイルス感染症対策に関連する補正予算案や条例案について多くの関心が寄せられた。
議案第1号の令和2年度室蘭市一般会計補正予算では、感染症対策に関連する事業費として、総額約2億2,890万円が計上されている。青山市長は「新型コロナウイルス感染症に関わる緊急対策が必要であり、予算措置を行う」と述べ、この補正の重要性を強調した。
会議では、その他も多くの議案が一括で審議された。青山市長が「環境科学館条例制定の件」についても説明し、施設の設置が文化の成長に寄与すると強調した。また、「室蘭市児童館条例廃止の件」に関しても、統合に伴う必要性を述べた。
市議会は議長の小田中稔氏が主導し、会期の決定を行った。会期は、12月16日までの16日間とすることを決定した。議長は「議案調査のため明日と明後日は休会とする」と述べ、議会の進行について周知した。