室蘭市議会は令和4年9月9日、定例会を開催し、重要課題に関する質疑が行われた。
議員の金濱元一氏は、市立室蘭総合病院の地域医療連携・再編に関する進展について質問をした。市長の青山剛氏は、感染症の影響で進捗は遅れているものの、病院事業管理者と協力して協議を進めたい考えを示した。
また、金濱氏は、商業振興に関しても質問をし、本市の立地適正化計画について説明を求めた。市の経済部長である関川純人氏は、室蘭駅周辺の活性化策や商店街振興策が進行中であると述べた。特に、中央地区及び中島地区再生プランの策定が進む中、地域の特色を生かしたにぎわいづくりが求められると強調した。
洋上風力関連事業にも言及され、今後の発展について青山市長は積極的に取り組む姿勢を見せた。これは、室蘭港が持つポテンシャルを活かして、地域経済の活性化を図る戦略である。
さらに、議論は教育関連にも及び、白鳥台地区における学校経営の見直しが提起された。教育長の坂口淳氏は、今後の学校づくり検討委員会での議論を重視しつつ、スピード感を持って進めていく重要性を訴えた。