令和5年5月11日、室蘭市議会で第1回臨時会が開かれた。
この会議では、議長と副議長の選挙を含む重要な議題が討議された。
議長に選出されたのは早川昇三議員で、19票を獲得した。早川議長は就任挨拶で、「市民力を生かした議会運営に尽力する」と強調した。
続いて選挙された副議長には砂田尚子議員が選ばれ、17票を獲得。この選挙では、投票の透明性が確保され、信任を受けたという。
副議長の砂田氏は、「円滑な議会運営に尽力する」と誓った。
さらに、西いぶり広域連合議会員としての指名も行われ、髙橋直美議員などが選出された。選出過程に異議はなく、全会一致での決定がなされた。
また、予定されていた議案第5号から第8号までは都合により小泉副市長に提案され、すべての議案が可決された。この中には市の特別職の給与に関する条例改正案や、工事請負契約についての議案も含まれている。
議会の運営に関する件や広報の編集についても重要な決定が下された。特別委員会が設置され、議会広報の発行に向けて取り組むことが確認された。
締めくくりとして、青山市長は市議の選挙勝利を祝福し、議員との連携強化を図る意向を示した。今後の市政運営に向けて、実務的な課題解決に注力するとし、引き続き議会からの支援を求める姿勢を明らかにした。
今回の臨時会は、議会構成の向上と政策実行のための重要な一歩となった。市における市民の期待に応えるため、今後も一丸となって取り組む必要がある。