室蘭市議会は令和4年第2回定例会を開催し、議案や報告が審議されることとなった。
会期が16日間に設定され、議事が進行する。議長の児玉智明氏が会議を開き、「今回は市長提案の11件の案件が提案されており、審議を進める」と述べた。出席した市長の青山剛氏は、議案の大綱について説明を行い、特に補正予算について詳しい内容を伝えた。
補正予算は、国の施策による原油価格や物価の高騰に対応するため、多額の支援が必要になるとのことで、総額4億9,850万4,000円が追加されることが決定している。青山市長は「新型コロナウイルス感染症対策に伴う支援金や市民活動の支援を行っていく」と強調した。
続いて小泉賢一副市長が、各議案の詳細について説明を行った。特に、議案第1号の補正予算の中で、感染症緊急対策費としての生活支援や事業者への支援が盛り込まれていることが明らかになり、市議会議員からはこれに対し高い関心が寄せられた。
また、条例案に関しても審議が行われ、室蘭市公設地方卸売市場の建て替えに伴う税額改定などが提案されている。議案の詳細については引き続き協議が行われる予定である。