令和3年第4回室蘭市議会臨時会が8月30日に開かれた。
出席した議員は20名で、欠員は1名である。
議長の児玉智明氏が開会を宣言し、諸般の報告が行われた。
報告内容には、市長からの専決処分に基づく損害賠償の額の決定や、監査委員による現金出納検査結果報告が含まれていた。
次に、会議録署名議員に鈴木和彦氏と滝口紘子氏が指名された。
その後、会期が本日1日であることに異議がないことが確認された。
日程の第3として、副市長の選任が議題に上がった。
青山市長は後任副市長として白熊良平氏の選任を提案した。
白熊氏は、豊富な行政経験を持ち、港湾行政を担当するにふさわしい人物とし、議会の同意を求めた。
これに対し、議員から賛成の意が表明され、多数決で選任が決定した。
鈴木崇弘副市長はこの場で退任の挨拶を行い、出席した議員や関係者に感謝の意を表明した。
今回の臨時会を通じて室蘭市の行政運営が次の段階に進むことが期待される。
この臨時会は午後1時に開会し、午後1時03分に閉会された。
注意深く選考された副市長の選任は、今後の室蘭市における施策や政策遂行に大きな影響を与えると見込まれる。