令和2年6月15日、室蘭市議会は第2回定例会を開会した。
出席議員は21名で、議長の小田中稔氏が議事を進行する中、諸般の報告として市長提案の29件の議案が提出された。
青山市長は、過去の不祥事について謝罪し、7件の職員の不祥事を明らかにした。
窃盗や横領、無免許運転など、その内容は市民の信頼を揺るがすものであり、猛省を促した。
市長は、再発防止のために全職員に綱紀の粛正と服務規律の徹底を通達したと説明した。また、今定例会の会期は6月30日までの16日間と決定した。
本定例会の議案には、令和2年度の一般会計補正予算や公設地方卸売市場会計の補正予算などが含まれている。
補正予算は合計74,749万円で、新型コロナウイルス感染症に関する緊急対策も盛り込まれた。
青山市長は、「感染症対策用品購入費に3億9,002万3,000円などが計上されている」と述べた。