令和4年第3回厚真町議会定例会が9月13日に開催された。
この会議では、まず報告が行われ、所管事務調査や監査結果の報告が続いた。
教育委員会の事務事業についても評価が行われ、今後の施策が議論に上がった。
特に、農業を基幹産業とする町において、農業者の経済支援策が重要視されている。
町長は、農業物価の上昇を受けて、支援策の必要性を強調した。
また、浜厚真地区における観光振興策についても言及された。
浜厚真海岸の活性化として、サーフィン体験をふるさと教育の一環に取り入れる取り組みが進められた。
2022年度には、中央小学校と上厚真小学校の4年生がサーフィンの授業を受け、周辺地域の魅力を学ぶ機会が提供された。
このプログラムには地元のサーファーたちがボランティアとして参加し、児童たちの安全を支援している。
教育長は、体験を通じて地域の魅力を学び、交流人口を増やすことに期待を寄せている。
また、河川改修や災害対策における住民安全の確保も優先的に進められるべきであるとの見解も示された。
観光資源として、サーフィンを見直し、地域とのつながりを強化していく意向がある。
今後も浜厚真地区の観光資源を活かしつつ、地域の防災対策を講じ、持続可能な発展を目指す方針が伝えられた。
このように、厚真町の議会は地域の農業、観光、教育、災害対策を視野に入れた政策が進行しており、様々な意見が交わされたことが想起される。