令和3年第6回厚真町議会臨時会が行われ、重要な議案が提案された。
初めに、議長の渡部孝樹氏が開会を宣告し、日程が確認された。
その中で、議案は4件提案され、町長の宮坂尚市朗氏がそれぞれの提案理由を説明した。
最初の議案第1号は「厚真町税条例等の一部改正」である。
青木雅人住民課長は、地方税法の改正に伴い、具体的な変更点を説明した。
下司義之議員は、改正による業務の負担について懸念を表明し、行政の事務処理に支障が生じる可能性を指摘した。
続いて、議案第2号として「令和3年度厚真町一般会計補正予算(第2号)」が提案された。
こちらは歳入、歳出ともに1,170万8,000円が追加され、総額が94億870万8,000円に達する。
高安正総務課参事は、主に慰霊碑整備事業の必要性を強調し、実施の背景説明を行った。
次に、議案第3号に関しては「厚真町国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)」が上程された。
青木住民課長による説明を受け、今後の支出に関する質疑が行われたが、特に意見は出なかった。
最後に、議案第4号として「特別委員会の設置」が提案された。
三國和江議員が、議会改革調査特別委員会の設置理由を説明した。
こちらも特に異論はなく、賛成多数で可決された。
午前10時25分、議長が閉会を宣告し、全ての案件が終了した。
臨時会での審議結果が住民にどのように影響を及ぼすか、今後の取り組みが注目される。