令和5年第4回厚真町議会定例会が開催された。
議会では、厚真町の重要な水道関連の補正予算が審議された。特に、議案第10号の厚真町簡易水道事業特別会計補正予算については、建設課長の佐藤義彦氏が詳細な説明を行い、質疑及び討論を経て、全会一致で可決された。
次に、議案第11号も同様に公共下水道事業に関する補正予算が提起され、ここでも佐藤氏が発言し、質疑の結果、こちらも賛成多数により可決された。これにより、町のインフラ整備がさらに推し進められることが期待される。
報告第1号では、林業専用道の開設工事契約の変更が専決処分として報告され、同様の質疑や討論は行われなかったが、設計の適切性についての確認がなされた。
また、認定第1号から認定第6号までの令和4年度各会計歳入歳出決算についての審査が行われた。決算審査特別委員会の副委員長、橋本豊氏が報告を行い、各会計については全会一致での認定が決定した。特に、情報の周知徹底を求める意見も挙げられるなどし、今後の改善に向けた指摘があった。
議員の派遣については、道外研修や胆振管内町村議会議員研修会、さらには新庁舎周辺等整備の調査検討特別委員会の道内視察が計画され、議会の全員が参加する形で決定された。また、所管事務調査では新庁舎等の建設に伴う視察が提案され、各常任委員会の業務改善が期待されている。
副議長の吉岡茂樹氏は最後に閉会を宣告し、全ての案件が終了したことを報告した。今後の議会での事業進捗が注目される。