令和3年第7回厚真町議会臨時会が、6月22日午前9時30分に開催された。
町長の宮坂尚市朗氏は、今回提案する案件として、議案2件と承認1件を挙げた。特に、国民健康保険制度に関する法改正の重要性が強調された。
議案第1号では、厚真町国民健康保険条例の一部改正が提案され、新型コロナウイルス感染症に関連する傷病手当金の適用期間延長を目指していると説明した。住民課長の青木雅人氏が詳細を説明し、質疑応答では異議が出なかった。
続いて、議案第2号が上程された。この議案では、町道上厚真小学校通り線の道路改良工事に関する請負契約の締結が扱われた。総務課参事の高安正氏が工期は11月30日までとの見通しを示し、吉岡茂樹議員からは工事期間中の通学路の確保について質問が寄せられた。回答した建設課参事の伊藤文彦氏は、工事が夏休み期間も含めて進行するが、全ての工事が夏休み中に終わることは難しいと述べた。
承認第1号については、厚真町の一般会計補正予算の承認が求められた。住民課参事の中村信宏氏が、難しい語であるエッセンシャルワーカーに関する説明を行い、質問があった。ただし、討論は行われず、すべての議案が原案通り可決された。会議は、午前9時51分に閉会が宣告された。