令和元年第13回厚真町議会臨時会が開催された。
この臨時会では、厚真町副町長の選任および一般会計補正予算が議題に上がった。白熱した質疑応答の後、両議案とも滞りなく採決され、全会一致で可決の運びとなった。特に副町長の選任に関して、町長の宮坂尚市朗氏の提案で西野和博氏が選任されたことが注目の的となった。
行政の現場からの推薦で新たに副町長となる西野氏は、厚真町職員として多くの実績を積んできた人物である。彼の温厚で誠実な人柄は、職員や町民からの信望が厚く、今後の地域振興を担う期待が高まっている。宮坂町長は西野氏について、幅広い経験と高い信望を評価し、その選任の必要性を強調した。
続いて、議案第1号である令和元年度一般会計補正予算についても、総務課の高安正君が補正予算の内容を説明した。この補正予算は、災害公営住宅建設事業にかかる繰越明許費補正を追加する内容であり、迅速な復旧を図るための重要な措置であるとのことである。議場内では特に疑義は提出されず、全議員が満場一致で採決を行なった。
会議の最後に挨拶を行った西野氏は、「厚真町の発展に少しでも貢献できるよう、精一杯努めていく」と述べ、議会の協力と支援をお願いした。今回の臨時会での議事は、同意第1号と議案第1号のスムーズな可決に終わったものの、厚真町のさらなる発展を見据えた重要なステップであったと言える。