令和4年第2回厚真町議会定例会が6月17日に開催された。
主な議題として、令和4年度厚真町一般会計補正予算第2号の上程があり、出席した議員は詳細な説明を受けた。総務課財政担当参事の中田倫子氏が資料に基づいて説明した後、質疑が行われた。特に大捕孝吉議員からは、幌内地区の環境整備事業について質問があり、現在の公共トイレとの関係が確認された。建設課土木担当参事の伊藤文彦氏は、新たに多目的トイレを設置する意向を示した。
また、総務課長の佐藤大輔氏は職員の福利厚生に関しても説明を行った。特にメンタルヘルスの重要性に触れ、職員対策としての面談を実施することを強調した。下司義之議員は面談時間に不安を示し、より積極的な取組を要望した。これに対し佐藤課長は、予算内での対応を示唆した。
議案第17号の国民健康保険事業特別会計補正予算も原案の通り可決され、意見書案第1号については下司義之議員が提案し、北海道の森林資源の循環利用と環境保全に向けた施策の充実を求める内容が支持された。
他にも、Shared Officeや観光協会の整備状況など、観光開発に関する報告も行われた。
議会を通して、厚真町の行政運営や地域振興策が協議された今回の会議は、町民にとって重要な内容が多く含まれていた。特に環境整備やメンタルヘルス対策については今後の課題として注目が集まることが予想される。