本日、令和5年第1回厚真町議会臨時会が開催され、重要な議案が多く審議された。
主な議題には、大沼野営場への指定管理者の指定や一般会計補正予算の承認が含まれている。
特に、町長の宮坂尚市朗氏が提案した、大沼野営場の指定管理者として株式会社ダイナックスを指名する議案第1号についての審議が注目された。
宮坂町長は「令和5年度以降の管理を円滑に行うため、優れた運営実績を持つ企業を指定する」と強調した。
指定管理者制度の導入についても、質疑が交わされた。
下司義之議員は「事業スケジュールや設置予定の施設について具体的な提案はあったのか」と質問を投げかけた。
これに対し、産業経済課長の木戸達也氏は「令和5年8月末まで既存の施設を利用し、9月から工事を開始する予定だ」と述べた。
続いて、承認第1号では令和4年度厚真町一般会計補正予算《第13号》の承認が取り上げられた。
総務課財政担当参事の中田倫子氏による説明が行われ、予算の根拠や支援の内容について質疑応答が活発に行われた。
吉岡茂樹議員からの質問に対して、住民課長の藤岡隆志氏は「物価高騰対策として15万円の支援を決定した」と説明した。
また、議案第2号の令和4年度厚真町一般会計補正予算(第14号)についても審議され、全員一致で原案通りの可決がなされた。
議会は今回の臨時会で、特に地域の事業における資金支援の重要性を再確認したといえる。
全ての議案に関して質疑が行われ、議会は無事に閉会。議長は「今後の地域発展に向け、議決された予算の執行に努める」と締めくくった。